湯原祐希さん
とても残念なニュースがありました。
2020年9月29日、ラグビートップリーグ東芝ブレイブルーパスの湯原祐希さんがお亡くなりになりました。
まだ36歳。
今年からFWコーチをされていたそうですが、トレーニング中に突然倒れたそうです。
湯原選手といえば、2015年のW杯メンバーでもあり、スクラム最前列のフッカーとしていつも力強いプレーを見せてくれた選手でした。
「ラグビー愛好日記」で村上晃一さんが湯原さんのエピソードを書いているので、引用します。
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湯原さんは最後まで試合出場を目指していたが、4試合目のアメリカ戦にもメンバー外でラグビーワールドカップを後にすることになった。そのことについて聞いてみると、こう言った。「もちろん、試合には出たいけど、最後は他のチームに比べれば少し力が落ちるアメリカだからって、僕や廣瀬さんの名前がメンバーに入るのはちょっと違うでしょう。それに、いい流れで来ているメンバーがいるのに、ここで変えるのもよくないと思った。メンバー発表で自分の名前がなかったとき、うん、これでいいと思いました」。こうした選手たちの思いが積み重なっての2015年の快挙、2019年のベスト8進出があったのだと改めて思う。
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心よりご冥福をお祈りします。