おとなの自由帳

日常の風景や出会い、ことば、読書、趣味のラグビーなどを自由気ままに、ノートに綴るように。

「脱プラ」の方策は正しいのか

スターバックスが11月から、アイスコーヒーなどの冷たいドリンクを紙製カップで提供すると25日に発表しましたね。

スタバは頻繁に利用するわけではありませんが、ドトールベローチェに比べて席間があるので、ゆったりしたい時には良いですよね。
あと、カフェミストなら150円でお代わり出来ること!
少ないお小遣いでやりくりするサラリーマンにとっては大事なポイントです(笑)

紙製カップ変更はプラスチック削減の一環。7月から始まったレジ袋有料化と同じ流れですね。
これはプラスチックゴミ削減や焼却処分時の二酸化炭素削減という環境保護を目的に始められたもので、とても重要な問題です。
これをきっかけにムダな包装を遠慮したり、ゴミを減らしたり、という方も多いと思います。
それは良いことですよね。

ただ、ちょっと気になったのが今回のスタバの「脱プラ」が紙製カップになること。
「あれ? 今度は紙を大量に消費するけど大丈夫?」
という疑問です。
紙の原料の多くは木材ですから、森林問題のほうは果たしてどうなんだろうと考えてしまったわけです。
以前から森林破壊やそれに伴う地球温暖化などは大きく叫ばれていましたよね。

それじゃあ、プラでもなく紙でもない何かはあるのか。
同じようなコストで提供できる、それに代わる物は、今はないのかもしれません。
しかし、「物」はなくても、一人ひとりの「心がけ」が課題を乗り越えることにつながるかもしれませんよね。

マイバッグ、タンブラー使用など、出来ることから始めたいと思います。